フランス料理

料理長紹介

料理長:井上 啓史(Hiroshi Inoue)

「いただきます」の先にあるもの

日本人は、食事をする際に手を合わせ「いただきます。」と唱えます。これは、野菜や肉などの生産者、魚を獲る漁師、それらの食材を使って調理を行う料理人への感謝の気持ちであり、更には野菜、肉、魚など命あるもへの感謝の気持ちを表していると解釈されています。

私は、食べ物の命をいただいて調理を行う料理人として、「いただきます。」の精神と同じように、自然の恵みへの感謝、生産者の方々への敬意、産地の気候や風土を尊重し愛することを、常に忘れないよう大切にしています。

そして料理の美味しさは、体が喜ぶ食材、例えば、有機栽培の野菜、平飼いの卵、オーガニックオイルなどによって作られるべきだと考えています。土地が育む自然の恵みに焦点を当てて食材を選びます。そして体の内側から美しくなれる、健康になれるメニューを考案いたします。それが、命あるものを「いただく」ことの先にあるものだと考えます。

1976年 大阪府生まれ
1997年 辻調理技術研究所 卒業
ザ・リッツカールトン大阪で料理人としてスタート
2003年 渡米 ザ・リッツカールトンバックヘッド・アトランタにてシェフ・ド・ポワソンとして勤務
2005年 日本へ帰国
銀座資生堂ロオジェ(現ミシュラン3ツ星レストラン)勤務 新メニュー開発チームリーダー
2006年 中国蘇州 The Fine Dining Shinkirou に勤務
2008年 リゾートトラスト入社
グランドエクシブ軽井沢 ボナキュー に勤務
2015年 カハラホテル&リゾート(ハワイ・オアフ島)へ転勤 メインダイニング「ホクズ」にて勤務
2017年 ローズルーム名古屋へ転勤 フランス料理部門 シェフとして勤務
2019年 ローズルーム名古屋 料理長に就任(現職)
井上 啓史(Hiroshi Inoue)